私は大学時代に米人女性宣教師に英語を教えていただいたのがご縁でプロ手スタントの信仰をもった。

夫とは若いクリスチャンキャンプで出会い、遠距離にも負けず彼は毎週私に会いに来た。

教員同士だったので私が採用試験を受け直した。

結婚式は彼の教会が手作りで作ってくださった。

バージンロードも敷かれ、いよいよ花嫁が父と入場という場面。

小一くらいの男の子と女の子が花嫁と父の前を行き花弁を撒くはずだった。

ところがなぜだか、彼らは花嫁と父に花弁をぶっつけ出した。

それも思い切り。

噴き出すのをこらえてやっと新郎の元へ。

ほっとしたら、牧師夫人から届けものがあった。

「大きなフーケ」を持つのを忘れていた。

結婚式と言えば思い出す。

浄土真宗の両親が慣れない教会で父が花弁を投げつけられて、

花嫁もブーケけを忘れて。

あれから二五年。嫌なことも忘れて、子供二人とここまで元気である。

追記: その父は 3年前に肝臓がんで亡くなった。  平成26年4月25日(金) 記す